体外受精

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体外受精

ARTとは

生殖補助医療技術は、assisted reproductive technologyの日本語訳でARTと略して盛んに用いられる不妊治療の新しい手法です。これには配偶者間人工授精(AIH)、非配偶者間人工授精 (AID)など古くから行われていた方法も含まれます。

1978年、エドワード、ステプトー博士によって世界ではじめて成功した体外受精-胚移植法(IVF-ET)があります。いわゆる試験管ベビーという言葉が使われていました。

これによって不妊治療は飛躍的な発展を遂げた背景があります。さらには配偶子卵管内移植法(GIFT)や精子が非常に少ない場合に1つの精子を、直接、卵子の中に注入する顕微授精法(ICSI)などの手技が行われるようになってきました。

それでは、ARTの代表的なものを簡単に紹介してみましょう。

人工授精と体外受精

人工授精と体外受精

人工授精について

排卵時期をモニターし患者様に一番妊娠しやすい時期を指導し何周期か試みても妊娠しないとき、フーナーテストと言ってセックス翌日の子宮の入口から粘液を吸引し精子の存在と運動性を顕微鏡で調べ、精子の数が少なく、又ほとんど動かないような例に人工授精が試みられます。

精液は尿道を通るためどうしても雑菌が混じる事が多いのでそのまま精液を子宮内に入れる従来の方法はとらずこれを洗浄し使います。

自然のセックスでは妊娠しないカップルにとり人工授精は一つの強力な味方です。

方法としては当院の場合前もってお渡しした滅菌プラスチックコップに朝7時半以後に精液をマスターベーションで採取し4時間以内に持ってきていただき、これを処理して人工授精を行います。

GIFT法について

GIFT法とは、Gamate Intrafallopian Transfer(配偶子卵管内移植)法の頭文字を取っての略称です。ここでいう配偶子とは卵子と精子のことを意味します。

人工授精を5回以上試みても妊娠しない場合、または一年以上色々治療しても妊娠しない時、上記方法を試みます。GIFT法とは超音波装置で見ながら卵巣より卵子を採取し精子とまぜ普通入院し腹部に小さな切開をいれ卵子と精子を内視鏡で見ながら卵管膨大部にもどします。

当院では子宮鏡を使い子宮口から挿入し卵管に細いチューブを通し送り込みます。これは一日で済みます。

体外受精・胚移植法 (IVF-ET)

体外受精・胚移植法とは、in-vitro Fertilization and Embryo Transfer 法を略してIVF-ET法ともいわれております。

体外授精はGIFT法と同じように卵子を採取しますが精子と培養器のなかで受精させ、受精卵が分割していった胚を子宮にもどします。

ARTのポイント

GIFT法やIVF-ET法などのARTを行なうに際しポイントとなることは、できる限り患者様に負担を掛けないことが大変重要なことなのです。その鍵を握っているところを簡単に説明してみましょう。

良質な卵子を得ること

最も大切なことは、しっかりとした受精でき得る卵子を手にしなければなりません。良質の卵子を得ることです。しかも均一に発育した良好な卵子を多く得ることが理想といえます。

未熟な卵子でも体外で培養して成熟した卵子に発育させることも技術的には可能となってきています。

採卵は、腟内から超音波プローブを用いて行ないます。5-10分ほど掛かりますが、麻酔下で行ないますので、気楽な気持ちで望むことができます。

得られた卵子をご主人様の精子と掛け合わせます。これを媒精といいますが、体外でお二人の新しい生命が誕生するのです。

そして2日後に、その受精して分割している良好な胚を子宮に戻すのです。新しい生命があなたの子宮の中の寝床について育ち始めるのです。

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