不妊治療の流れ STEP01

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赤ちゃんとの出会いは3つのステップで

不妊治療には様々な段階があります。
最初のステップで妊娠しない場合は、次のステップに進み、より効果のある治療を行います。
検査の結果によっては初めからステップ3の治療を行う場合があります。

STEP01

タイミング療法

基本となる治療です。

タイミング療法とは排卵日を予測して性生活のタイミングを指導するものです。
排卵誘発剤で排卵を起こす場合や、人工授精を行うときもタイミング療法がベースとなります。
不妊の原因に合わせて薬剤を用いる場合もあります。

排卵を予測する方法

●基礎体温表

過去の傾向からおおまかな排卵日を予測します。
低温〜高温への移行期に排卵していると考えられます。

●卵胞の大きさを超音波で確認

卵胞の直径が20mm前後を超えると排卵が近いといわれています。
補助的に血中卵胞ホルモンを測定し卵胞1個あたり200〜300pg/mLぐらいの値になっていれば成熟していると判断できます。

●子宮頸管粘液(おりもの)が増える

排卵が近くなると卵胞ホルモンの働きにより子宮頸管粘液が増えます。
頸管粘液は精子が膣に侵入するのを助ける役割があります。

●尿中LH

排卵はLHサージが引き金となってピークの16〜36時間前に起こります。
尿中LH検査薬は薬局で販売されており、自宅でも確認できます。