不妊治療再開に向けた日本生殖医学会の提言について

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不妊治療再開に向けた日本生殖医学会の提言について

2020年05月19日

5月18日付けで日本生殖医学会より以下の提言が発表されました。

1)  不妊治療(人工授精、体外受精・胚移植、生殖外科手術などの治療)の延期を選択肢として受け入れた患者さんに対して、COVID-19 感染防御と感染拡大防止の対策を可能な限り施行した上で、以下の点に配慮し不妊治療の再開を考慮してください。
2)  感染の動向が都道府県や地域によって異なること、患者さんごとに背景や感染した場合のリスクが異なる可能性があることなどから、不妊治療の種類と実施の可否についての選択は患者さんへの十分な説明と同意のもとに医師と患者さんでよく相談して実施してください。
3)  COVID-19 感染に対する医療供給体制などの社会状況にも配慮しながら、それぞれの状況に応じた適切な医療を実施してください。

以上を受けまして、当院におきましても中断していたタイミング療法、人工授精、胚移植治療を再開していく方向で考えております。
しかしながら、依然、第2波、第3波等感染拡大のリスクも払拭されたわけでなく、外来にて綿密にご相談のうえ治療を進めていきたいと存じます。

なお、感染防止の観点から、ご同伴の自粛、キッズルーム、採精室の利用制限等は当面は継続させていただきます。
診療時間につきましては、緊急事態宣言解除後に改めてご報告する予定です。

大変恐縮ですが、今しばらく皆様のご理解ご協力のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
スタッフ一同、最善の治療をご提供できるよう鋭意努力していく所存です。